【ツアー報告】8月のモンゴルでサケイの大群に感動広大な草原が鳥だらけに!

写真:水場に集まるサケイの群

8月末のモンゴル・ゴビ砂漠は、鳥たちの秋の渡りが始まり、繁殖を終えた鳥たちが大集結します。草原ではハマヒバリやコマミジロタヒバリの数十~数百羽という群れや、ヒバリやコヒバリの小群があちこちで多数見られ、一見、何もいないようにみえる広大な草原が鳥だらけとなります。
また、砂漠の中の池や水溜りでは、南下する渡り途中のシギ・チドリ類が羽を休めます。例えば、今年は20種のシギ・チドリ類が記録され、サルハマシギ300羽±、オグロシギ150羽±、キリアイ14羽、ヨーロッパトウネンやオジロトウネンも多数、など日本では考えられない群れが見られました。
そして、この時期はサケイも大集結し、砂漠や水場で数十~数百羽という群れが多数見られました。合計で約3,000羽のサケイの大群に出会うなんて、一生の思い出となることでしょう! 道路脇にオオノスリ、ソウゲンワシ、クロハゲワシが集まり、特にオオノスリの幼鳥の姿が目立ちます。
“鷲の谷”ではヒゲワシやイヌワシの成鳥が幼鳥を連れて飛翔する雄姿や、運がよければカベバシリにも出会えます。来年も企画予定です。

8月のゴビ砂漠には渡り鳥が集結します

8月のゴビ砂漠には渡り鳥が集結します

モンゴルならではのゲル体験も楽しい

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アネハヅル

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