【ツアー報告】アルプスからアドリア海まで中欧の鳥を楽しみました

写真:随所で見られたクロジョウビタキ

2018年5月28日出発「バルカン半島 バードウォッチング 10日間」 ツアー報告

今回はバードウォッチングツアーで初めての、複数の国をめぐるツアーとなりました。オーストリアとハンガリーの国境地帯の大草原から、アルプス東端のアルペン・シュトラッセを登り、イタリア経由でスロベニアのジュリアンアルプス、そしてクロアチアに下って、アドリア海の沿岸や島に渡って探鳥と、景観も鳥も宿も食事も、中欧5ヵ国のいいとこ取リツアーでした。鳥は174種を記録し、標高差による環境の多様さを反映して多彩な種が観察できました。大はノガンや野生のコブハクチョウから、小はヨーロッパ固有のシトロンヒワや中欧ならではのヒガシボネリームシクイやズグロチャキンチョウ、ノドグロアオジなど、最後まで飽きさせない面々に出会えました。唯一残念だったのは、今年は雪が多かったせいでジュリアンアルプスのマンガート山の山開きが遅れてユキスズメに会えなかったこと。でも代替の場所を見つけたので、来年は今年よりも1週間早い日程で企画する予定です。 (日比彰)

ハンガリー西部のアカトビ

スロベニア・ボヴェツのヒガシボネリームシクイ

オオヨシキリほどもある大型のオリーブウタイムシクイ

関連記事

ページ上部へ戻る