【ツアー紹介】10/29発 晩秋のハンガリー バードウォッチング 9日間

クロヅルの大群からカタシロワシまで ハンガリーのステップと山の鳥を

ツアー概要

海のないハンガリーに特有の環境がプスタです。自然環境と古代から農業開拓のために行なわれてきた森林伐採とが相まって生まれた草原で、鳥の生息環境として非常に重要な場所です。草原はヨーロッパで激減をつづけているノガンの東欧での最後の牙城として特に有名ですが、広大なヨシ原が広がり、養魚池も多く、水鳥や猛禽類の絶好の生息地でもあります。自然と人間が調和・共生しているプスタは、ホートバイ国立公園として世界遺産の文化遺産に登録されています。 11月初旬のハンガリーは、ガンカモ類が大挙して渡ってきています。ガンはマガン(最大で10万羽)が主ですが、カラフルなアオガンが少数ながら渡来します。また、ヨーロッパでは絶滅が心配されているカリガネもレギュラーに越冬しています。
北部ゼンプレンのゆるやかな山地にある、ゼンプレン森林保護区も訪れます。深い針葉林と明るい落葉林が交互する低山で、キツツキ類やモリフクロウなどの森の鳥だけでなく、カタシロワシやイヌワシなど各種のワシタカ類も多い場所です。11月に入るとカベバシリなども越冬のために渡ってきます。ハンガリーは鳥の多さとバラエティに定評があるだけでなく、施設も充実し、ワインも料理も抜群です。

東欧の鳥を代表するカオジロアカゲラ

ゼンプレンのカタシロワシ

ヨシ原に通年生息するヒゲガラ

ハイドの前に来たアオガン

■出現が予想される鳥たち

コビトウ、ハイイロガン、アオガン、カタシロワシ、ケアシノスリ、ノガン、クロヅル、カスピアカモメ、トラフズク、ワシミミズク、モリフクロウ、クマゲラ、ヨーロッパアオゲラ、ヒメアカゲラ、オオモズ、ヤドリギツグミ、ヒゲガラ、カベバシリ、タンシキバシリ、ニシツリスガラ、ニシコクマルガラス、ゴシキヒワ、ハタホオジロ、等。

国名 ハンガリー
旅行期間 2019年10月29日(火)~11月6日(水)
旅行代金 376,000円(東京発着)
1人部屋追加料金 30,000円
同行講師 長野時彦(専任講師)
最少催行人員 7人
食事 全食事付き(朝食6回・昼食7回・夕食6回)昼食は原則としてボックスランチになります。
催行状況 最新の催行状況はこちらをご覧ください
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて356,000円とさせていただきます。
カタール航空利用の場合、燃油サーチャージは不要(2019年4月15日現在)です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。
他空港発着の設定はありません。

スケジュール

日次 スケジュール
1 夜、東京発(飛行機)→中東の中継空港へ。【機内泊】
2 早朝、(飛行機)→中継空港で飛行機を乗り継いで、昼、(飛行機)→ブダペスト着。(バス)→ホートバイ国立公園に移動します。夕方、(バス)→世界遺産に指定されたホートバイ国立公園の平原でクロヅルの塒入りなどを観察します。【ホートバイ泊】
3 終日、(バス)→ホートバイ国立公園でバードウォッチング。ノガンやヒゲガラ、ワキスジハヤブサなどを観察します。【ホートバイ泊】
4 終日、(バス)→ホートバイ国立公園でバードウォッチング。トラフズクの塒や養魚池なども訪れます。【ホートバイ泊】
5 終日、(バス)→ホートバイ国立公園でバードウォッチング。マガンの群れにアオガンやカリガネを探します。【ホートバイ泊】
6 朝、ホートバイ発(バス)→ビュック山地に移動してカベバシリなどを探します。夕方、(バス)→ゼンプレン山地着。【トーカイ近郊泊】
7 終日、(バス)→ゼンプレン山地の森林保護区や周辺の山野などでバードウォッチング。クマゲラやモリフクロウなどの森の鳥やカタシロワシなどの猛禽類を観察します。夜は貴腐ワインのテイスティングも。【トーカイ近郊泊】
8 朝、ゼンプレン発(バス)→ブダペストへ。午後、ブダペスト発(飛行機)→中東の中継空港で飛行機を乗り継いで日本へ。【機内泊】
9 夕方、(飛行機)→東京着。解散。

備考

現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
ビザ:不要。
パスポート残存期間:ハンガリー出国時3ヵ月以上。
ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
日本発着利用航空会社:カタール航空、エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズ、オーストリア航空、フィンランド航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、KLMオランダ航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、全日本空輸、または日本航空。

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