【ツアー紹介】★申込み受付終了しました。★ 8/4発 スラウェシ島北部バードウォッチング 11日間

インドネシアで最も自然が残っている島で「ウォーレシア」の特産種を

ツアー概要

ダーウィンと比肩する進化論者‐ウォーレスが提唱した「ウォーレス線」は、インドネシアのバリとロンボク、ボルネオとスラウェシの間に引かれた、東洋区とオーストラリア区を分ける生物学上のラインです。この地域は東洋区からオーストラリア区への移行帯と考えられ、彼の名前をとって「ウォーレシア」と呼ばれています。
スラウェシ島はウォーレシアを象徴する場所です。その特異な生物相は他の地域を圧倒しています。鳥は固有種が150種以上もいて、その多さに目を見張ると同時に、東洋区系のキツツキ類やサイチョウ類が見られる一方で、オーストラリア区系のインコ類やツカツクリ類もいるなど、移行帯ならではの鳥相が実感できます。
訪れるのは、北部ミナハサ半島の東半分です。マナドの東のタンココ自然保護区は、海に面した低地熱帯林の比較的小規模な保護区ですが、島の鳥の半分にあたる230種類が記録され、豊富なインコ類やハト類、バンケンモドキ類や大型のツラアカボウシゲラなどバラエティ豊かな鳥を見ることができます。森の中では特産のカワセミ類やアカハラヤイロチョウなどを探します。ちょっと内陸の死火山、標高1,210mのマハウ山では、主に道路沿いで大型のチャバラバンクイナやチャイロショウビン、セレベスヒメアオヒタキなどといった固有種を探します。そして北部スラウェシを代表するボガニ・ナニ・ワルタボーネ国立公園周辺では、数が激減しているマレオ(セレベスツカツクリ)や、アカマユムクドリなど東部では見られない鳥たちが楽しみです。
夏休みを利用して、スラウェシ北部地域でじっくりと観察します。
日比彰(当社スタッフ)

全長40cm にもなる大型のツラアカボウシゲラ

全長40cm にもなる大型のツラアカボウシゲラ

タンココ自然保護区の海岸沿いの熱帯林

タンココ自然保護区の海岸沿いの熱帯林

クロザルはタンココ周辺だけに生息する固有のサルです

クロザルはタンココ周辺だけに生息する固有のサルです

■出現が予想される鳥たち

スマトラサギ、インドネシアコガモ、セレベスクマタカ、セレベスツカツクリ、チャバラバンクイナ、カオジロクロバト、ズアカウチワインコ、フイリアオバズク、セレベスカワセミ、チャバラショウビン、アカショウビン、セレベスブッポウソウ、アカコブサイチョウ、セレベスフジイロヒタキ、セレベスオオサマムクドリ、アカマユムクドリ、等。

国名 インドネシア
旅行期間 2016年8月4日(木)~8月14日(日)
旅行代金 578,000円(東京発着)
1人部屋追加料金 88,000円
同行講師 日比彰(当社スタッフ)
最少催行人員 7人
食事 全食事付き(朝食8回・昼食7回・夕食8回)昼食は原則としてボックスランチになります。
催行状況 最新の催行状況はこちらをご覧ください
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて538,000円(東京)とさせていただきます。
燃油サーチャージ(合計約14,000円:2016年3月1日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。
大阪空港発着も設定があります。ただし旅行代金等が変わります。お問い合せください。

スケジュール

日次 スケジュール
1 夜、東京発(飛行機)→夜行便でシンガポールへ。【機内泊】
2 朝、(飛行機)→シンガポール着。飛行機を乗り継いで、昼、(飛行機)→マナド着。入国後、(車)→タンココへ、途中鳥を観察しながら移動します。夕方、(車)→タンココ着。【タンココ泊】
3 終日、タンココ自然保護区でバードウォッチング。チャバラショウビンなど固有のカワセミ類やフクロウ類、アカコブサイチョウ、さらにメガネザルも探します。【タンココ泊】
4 午前、タンココ自然保護区でアカハラヤイロチョウなどを探します。午後、(舟)→船でマングローブ林をめぐりセレベスコウハシショウビンなどを探します。【タンココ泊】
5 朝、タンココ発(車)→途中、テンボアンでセレベスクマタカを探し、トモホンに移動します。午後、(車)→火山湖のトンダノ湖でインドネシアコガモや各種の水鳥を観察します。夕方、(車)→トモホン着。【トモホン泊】
6 終日、(車)→マハウ山でアオミミショウビンやチャバラバンクイナ、アオムネヒタキなどの固有種を探します。【トモホン泊】
7 午前、(車)→マハウ山でバードウォッチング。午後、トモホン発(車)→西のコタモバグへ移動します。夕方、(車)→コタモバグ着。【コタモバグ泊】
8 午前、(車)→北部スラウェシを代表するボガニ・ナニ・ワルタボーネ国立公園でバードウォッチング。午後、(車)→タンブンでセレベスツカツクリ(マレオ)などを探します。【コタモバグ泊】
9 午前、コタモバグ発(車)→マナドへ途中、鳥を探しながら移動します。夕方、(車)→マナド着。【マナド泊】
10 昼、マナド発(飛行機)→シンガポールへ。飛行機を乗り継いで、(飛行機)→日本へ。【機内泊】
11 朝、(飛行機)→東京着。解散。

備考

現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
ビザ:インドネシア。
パスポート残存期間:インドネシア入国時6ヵ月以上/空白の査証欄が連続3ページ以上。
ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
日本発着利用航空会社:シンガポール航空、ガルーダ・インドネシア航空、全日本空輸、または日本航空。

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