沿海州の鳥たちに出会ってきました!

写真:繁殖地の森でさえずるミヤマホオジロ

日本から見ると、日本海を挟んだ反対側で、ちょうど北海道の函館の向かい側くらいにあたるウラジオストックまで行ってきました。
当然ながら日本と共通する種が多い場所でしたが、日本では珍しいマミジロキビタキやカラアカハラが普通に生息している代わりに、キビタキやアカハラは見られません。中国の黒龍江省と国境を接する巨大なハンカ湖の周辺の農耕地は、日本人に人気が高い猛禽類であるマダラチュウヒやアカアシチョウゲンボウの生息地となっているほか、夏羽のハジロクロハラアジサシが100羽以上で群飛する姿はとても美しく、見とれてしまいました。熱帯のように多くの種数が出現する場所ではありませんが、日本では見づらい鳥を多く見たい人には、おすすめの場所です。 (田仲謙介)

日本海の反対側のアオジはこんな姿をしていました

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