【ツアー報告】エチオピアのハイライトの旅で北部大地溝帯の鳥をたっぷり見てきました

写真:間近で見たズワイ湖のモモイロペリカン

2017年10月4日出発「エチオピアのハイライト バードウォッチング 8日間」 ツアー報告

今回はアジスアベバよりも標高の低い場所に絞ったので、アビシニアクイナやアオバコバシガンなどの高地の固有種は出ませんでしたが、そのぶん、アフリカ大陸東部を縦貫する大地溝帯の底の探鳥地で重点的に観察をしました。塩分濃度のそれぞれ異なるソーダ湖や、淡水湖、火口湖、ダム湖、そしてアカシアサバンナなどを縦横に走りまわった結果、短いツアーながらも200種を超える鳥が観察できました。ヤクシャウズラやクロヤブコマ、クリイロスズメやキムネオナガゴシキドリなど、過去14年間のエチオピアへのツアーで初めて記録する鳥や、ヘビクイワシやウロコスナバシリ、ゴシキスズメヒバリなど2回目の鳥もいました。今回はハト類が種数・個体数ともに多かった反面、ヒバリ類は1種だけ、アフリカの鳥で識別が最も面倒なセッカ類はゼロと、意外に偏った結果となったのには驚かされました。来年は10月に、北部を目指した企画を作る予定です。お楽しみにお待ちください。 (日比彰)

カンムリカワセミは淡水湖で主に見られます

ロッジの庭がねぐらのアビニシアワシミミズク

警戒心の強いアフリカレンカク

アカシア林に多いシッポウバト

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