【ツアー報告】南アフリカ ケープ地方バードウォッチング 2023年11月12日~21日

(写真:ハゴロモヅル)

久しぶりに実施した、アフリカ南端の南アフリカ共和国ケープ地方のツアーですが、春らしい心地良い陽気に恵まれ、この地方の固有種を含む、200種を超える多くの野鳥たちと出会うことができました。南アフリカと言えば、植物を見るツアーが数多く実施されるほど、その多様性が有名な場所ですが、それだけ独自の進化を遂げた植物に依存する昆虫やそれを餌とする野鳥にも、固有の種が数多く見られ、類を見ない生態系が存在します。

今回のツアーではこの地域を代表するフィンボスとカルーという独特の植生を持つ環境を、かの有名な希望峰などと共に巡り、新たな鳥たちとの出逢いを毎日、繰り返しました。出逢った鳥で代表的なものを挙げますと、可愛らしい姿を間近に観察出来たケープペンギン、南アフリカ共和国の国鳥にもなっているハゴロモヅル、名前通りに真っ黒いチュウヒのクロチュウヒといった大きく見応えのある鳥から、サンコウチョウのように長く伸びた尾羽が印象的なオナガミツスイ、この地の固有種を代表する存在のアカイワトビヒタキやイワキツツキなど、枚挙に暇がありません。そして、4種のノガンの仲間を観察できたことも大きな収穫でした。そしてこれらの野鳥を観察していると現れる哺乳類の姿も楽しく、大型のイランドや美しいボンテボック、夜間のナイトサファリで観察したセグロジャッカルなどは特に印象的でした。

南アフリカのケープ地方はアフリカの南端ということで、日本からだと移動時間が長くかかってしまうのですが、快適な気候、環境で多くの素晴らしい野鳥を観ていると、それだけしても訪れる価値があると、強く実感することができます。今回訪れた地域には大きなホテル等の宿泊施設が無いこと、車1台で探鳥地を巡ることから、5名様限定という少人数での企画となりましたが、それだけに皆様と話す機会も増え、楽しいツアーとなりました。ご参加の皆様、どうもありがとうございました。

田仲謙介

アカクロノスリ

 

イランド

 

ケープペンギン

 

ヨーロッパフラミンゴとコフラミンゴ

 

キボシクイナ

 

喜望峰

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