【ツアー報告】往復フェリー2等洋室で行く!シギ群れる有明海 2018年4月29日~5月1日

(写真:シギ類の群れ 撮影:中山司様)

29日に大阪南港を発ち、30日早朝に新門司港に到着した後は、福岡県と佐賀県のちょうど県境に位置するパーキングエリアで休憩を取ってから干潟よか公園へ向かいました。ここは大授搦(だいじゅがらみ)という名前でもよく知られた日本屈指のシギ・チドリ類の渡来地です。ここでの探鳥を成功させるために重要なのは日にち選びで、具体的には、観察に適した潮位が、ちょうど私たちが現地に着く時間帯に当たる日を選んでいます。しかし今回は船の運行スケジュールの都合上、1日前倒しにせざるを得なく、現地に到着するとすでに至近距離にシギが群れ始めていました。数多いトウネン、ハマシギの群れを望遠鏡で確認していくと、春の渡りで観察したい独特な錆赤色の繁殖羽に変わったサルハマシギや橙色のコオバシギの美しい姿も確認することができました。群れの後方にはダイゼン、チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、オオハシシギなどサイズの大きなシギが多く、有明海で最近になって定着しだしたミヤコドリの姿も見られました。シギ・チドリ類のほかには、そろそろ旅立つズグロカモメ、そして渡ってきたばかりのコアジサシも見られ、ヘラサギとクロツラヘラサギもしっかりと観察することができました。午後からは現地ガイドさんの案内で、干潟で見られるシギ・チドリとは顔ぶれが異なった種を探しに淡水域を巡りに行きます。先日、珍しいコシャクシギが見られたということで期待に胸が膨らみますが、残念ながらこの日は見られず、このような環境の代表種であるタカブシギやヒバリシギ、そしてツバメチドリも観察することができました。最後に人気の高いツリスガラの姿を探しますが、なかなか現れず、最後にようやく3羽を観察することができました。今回は現地ガイドさんの協力を得ましたので、短い時間でしたが効率的な探鳥を楽しむことができました。ご参加いただきました皆様どうもありがとうございました。

田仲謙介

ヘラサギ 撮影:中山司様

 

ズグロカモメ 撮影:中山司様

 

タカブシギ 撮影:中山司様

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