【ツアー報告】夏休みに行く!東京~小笠原父島航路 2022年7月30日~8月1日

(写真:オオシロハラミズナギドリ 撮影:ikotama様)

猛暑の季節がやってくると思いきや、この夏は猛暑を通り越して危険な暑さという表現が毎日出るほどの異常な暑さの日が続いています。まだまだ7月だというのにこの後はどうなってしまうのか心配になってしまうほどです。また、一時、終息に向かっていたコロナウイルス感染がここにきて再び感染拡大する中、今回もご参加の皆様には事前のPCR検査を必須としての出発となりました。この時期の小笠原航路はさまざまな海鳥たちが見られることはもちろん、時には大変珍しい海鳥に出会うこともでき魅力的な時期ではありますが、言うまでもなく暑さが厳しく、島内での徒歩探鳥は熱中症の危険もあり、また日中は小鳥類の動きも悪いため島内探鳥は不向きです。そのため通常5泊6日の旅になるものの年に何度か実施される3日間往復期間を利用してツアー企画し、父島に4時間ほど滞在できることから南島へのクルーズを実施し、この時期可愛らしい姿を見せてくれるカツオドリの親子や岩礁に群れるクロアジサシも観察することにしました。3日間の週末利用でツアー企画したことから普段なかなか小笠原に出かけられない方でも比較的容易に出かけることができる点は良いのではないかと思います。今回は直前に台風5号が発生してしまい、どうなることかと心配しましたが、コースが西に大きく逸れたことから無事出発できることになりました。

30日、この日も早朝から快晴。真夏のような太陽がギラギラと輝く中、集合時間の1時間ほど前に東京竹芝桟橋に到着して準備を進めました。おかげさまで集合時間の10:00には全員のご集合が完了したことから、資料配布、行きのチケットの配布、そして海鳥観察ツアーには欠かすことができなくなったトラベルイヤホンの使用説明を行い、ツアー全体の重要事項の説明、さらには小笠原航路で見られる海鳥たちの識別ポイントや重要な海域について解説をしてから乗船しました。例年であればかなり混雑するハイシーズンではありますが、この日の乗船人数は例年の半分ほどの417名。定期船おがさわら丸は定刻の11:00に父島に向けて出港しました。

 

*諸般の事情により詳しい出現状況をウェブサイトでは公開しておりません。

 

今回は直前に発生した台風5号の進路が気になる状況でしたが、大きく西に逸れたためおがさわら丸の運行に影響なく助かりました。まずはアナドリ、カツオドリ、オナガミズナギドリ、シロハラミズナギドリ、クロアジサシの小笠原海鳥基本5種をしっかり見ることができ、特にシロハラミズナギドリを良い条件で何度も観察できたことは大きな成果でした。またカツオドリ、アカアシカツオドリ、アオツラカツオドリのカツオドリ類3種が出そろい、オオシロハラミズナギドリ、アカオネッタイチョウ、オガサワラミズナギドリ、オーストンウミツバメ、さらにはシロアジサシの登場には驚かされました。南島クルーズでは可愛らしいカツオドリのヒナ、そして今回は岩礁に群れるクロアジサシを間近に見ることができたほか、ハシナガイルカの群れをじっくりと観察することができ、小笠原ブルーの海を存分に楽しむ時間もありました。次回は涼しくて小鳥類の動きも良く、海鳥に加えてザトウクジラも楽しめる春に企画予定です。また季節を変えて小笠原にお出かけください。この度はご参加くださいましてありがとうございました。またご一緒できましたら幸いです。

石田光史

アオツラカツオドリ 撮影:上野達雄様

 

アカアシカツオドリ 撮影:遠藤英一様

 

シロハラミズナギドリ 撮影:宅間保隆様

 

シロアジサシ 撮影:ikotama様

 

アカアシカツオドリ 撮影:上野達雄様

 

マッコウクジラ 撮影:遠藤英一様

 

オオシロハラミズナギドリ 撮影:宅間保隆様

 

クロアジサシ 撮影:ikotama様

 

アカオネッタイチョウ 撮影:上野達雄様

 

アオツラカツオドリ 撮影:遠藤英一様

 

カツオドリ 撮影:宅間保隆様

 

オナガミズナギドリ 撮影:ikotama様

 

オオシロハラミズナギドリ 撮影:上野達雄様

 

ハシナガイルカ 撮影:遠藤英一様

 

アカアシカツオドリ 撮影:宅間保隆様

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