【ツアー報告】スリランカ バードウォッチング 2026年2月17日~24日

(写真:セイロンケヅメシャコ 撮影:A.T様)
久しぶりだなと思ってはいたものの、遡ると実に10年ぶりの実施となったスリランカのバードウォッチングツアー。久しぶりであったために期待に胸も躍っていたのですが、昨年11月下旬に未曾有の大型サイクロンがスリランカを襲い、大きな被害をもたらしたことが報道されたため、各探鳥地間の移動は大丈夫かと不安な気持ちも増しました。しかし現地ガイドからは各探鳥地間の移動には問題無いことが確認できているとの報せを受けていたので、出発の直前には再び期待に胸を膨らませて、出発することとなりました。
南アジアの島国スリランカの魅力のひとつがこの国ならではの固有種たちですが、その多くは世界遺産にも登録されているシンハラジャの森で見られるため、ツアー前半はウダワラウェ国立公園でジープサファリを行い、中央高地のホートンプレインズ国立公園を訪れます。どちらも南アジアを代表する探鳥地として名高い場所であるため、最初のウダワラウェでは美しいインドクジャクを筆頭にヒナを連れたリュウキュウガモ、カワリクマタカ、スリランカアオバト、バライロムクドリなどを観察、撮影します。その後、次の探鳥地へ向かう途中に訪れた湿地ではヘラサギ、クロトキ、ホシバシペリカンなどの水鳥が観られましたが、ここで観られたレンカクは見事な生殖羽になっていて見応えがありました。次いで訪れた中央高地で特に印象的であったのがツグミの仲間です。インドから渡って来るシロクロジツグミとスリランカの固有種であるセイロンルリチョウはどちらも観察することが難しい種ですが、今回は私も今までに経験したことが無いほどの良い条件で観察、撮影することができました。
そして最後に訪れたシンハラジャの森でもセイロンケヅメシャコ、セイロンジチメドリ、セイロンサンジャクなどの固有種に加え、セレンディブコノハズク(セイロンコノハズク)やセイロンガマグチヨタカなどの夜行性の種や、こちらも観察することが難しいスリランカトラツグミを観察、撮影することができました。
今回、久しぶりに訪れたスリランカでしたが、やはり楽しい探鳥地であることを改めて実感することができました。ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
田仲謙介














