【ツアー報告】キクイタダキに会いたい!7月の富士山五合目(追加設定) 2017年7月27日

(写真:キクイタダキ 撮影:K・Y様)

盛夏の頃は下界はかなり暑くなってしまい、鳥を見に行く場所がなかなか見つからないものです。そのためこの時期に合わせて毎年企画している富士山五合目に向かう日帰りバスツアー。この日は前回に比べるとやや天気予報が芳しくなく終日曇りの予報でした。そのためこの日の東京の最高気温は28℃と予想されていて、いつもに比べると涼しく感じるほどでした。また出発時の富士山五合目の気温は11℃とのことでした。

 27日、予定よりも5分ほど遅れましたが、ほぼ予定通りに東京駅前を出発してひとまず途中にあるサービスエリカを目指しました。到着までの約1時間ではバス車内にてこの日に見られる可能性がある鳥についての解説を行いました。途中、霧雨がありましたが到着したサービスエリアでは空は明るくなっていました。ただ、夏休みに入ったこともあり、サービスエリア内は観光バスがズラリと並び、ものすごい混雑ぶりでした。その後はまた1時間ほど走り、高速道路を降りた後は有料道路をひたすら走って富士山五合目に向かいました。この日は曇りのため富士山頂は見えず、所々霧が発生していました。到着後は機材ほか、必要なものもって歩き始め、坂を下って現地に向かいました。途中の針葉樹林からはルリビタキ、メボソムシクイのさえずりが聞かれ、最後はキクイタダキの声も聞かれました。到着後はどんよりとした空模様で肌寒く感じる中、各自観察機材の準備をしましたが、前日に雨が降ってしまったことから各所に水たまりができてしまっているらしく、目的の水場に鳥が集中している感じはありませんでした。それでも天気はみるみる回復し午前中のうちに青空が広がってきました。まずはヒガラが何回かやってきて水浴びを見せてくれ、その後は黄色みがあるヒガラの幼鳥、さらにはカヤクグリの姿がありました。周囲ではホシガラスの声が何度も聞かれましたが結局水場にはやって来てはくれず、付近の針葉樹に止まった姿を見るに留まりました。ただ午後に入ると天候の回復もあってか鳥の動きがよくなり、頻繁にルリビタキがやってきました。よく見るとメス個体が2個体、美しい青いオス個体が1羽、またオスの幼鳥、さらには巣立ったばかりの体に鱗模様がある個体が入れ替わりに水場にやってきていました。またあまり水場にはやってこないメボソムシクイも数回やってきてくれ、普段なかなかしっかり見ることができないその姿を見る機会もありました。13:00を過ぎると再び曇り空になり、時々霧が流れてくる状況になり、鳥の動きもさらに悪くなってしまいましたが14:00頃からはルリビタキの幼鳥が何回もやってきてくれ、14:25にようやくキクイタダキがやってきて何回も水浴びを見せてくれました。たまたまルリビタキと一緒に見ることができたことで、その大きさの違いもしっかり観察することができました。また遊歩道を歩かれた方はウソ、アマツバメの姿を見られたようでした。全体的に曇りベースの1日でしたが、なんとかキクイタダキの姿を見ることができ幸運でした。

 今回は真夏の暑さを感じるような陽気ではなく、また前日に雨が降っていたことから鳥たちの動きが良いとは言えない状況でしたが、主な目的であったキクイタダキを目線よりも下という角度から観察することができたほか、ホシガラス、メボソムシクイ、ルリビタキ、カヤクグリ、ヒガラなどを見ることができました。わずかな時間でしたが暑い下界を避けて過ごすことができ、涼しげな鳥たちの声も楽しめた1日でした。皆様お疲れ様でした。

 石田光史

ルリビタキ 撮影:瀬尾敏明様

 

キクイタダキ 撮影:見崎智子様

 

カヤクグリ 撮影:K・Y様

 

キクイタダキ 撮影:瀬尾敏明様

 

ルリビタキ 撮影:見崎智子様

 

メボソムシクイ 撮影:K・Y様

 

ルリビタキ 撮影:瀬尾敏明様

 

メボソムシクイ 撮影:見崎智子様

 

キクイタダキ 撮影:K・Y様

 

ヒガラ 撮影:瀬尾敏明様

 

ルリビタキ 撮影:見崎智子様

 

カヤクグリ 撮影:K・Y様

 

ルリビタキ 撮影:瀬尾敏明様

 

カヤクグリ 撮影:見崎智子様

 

メボソムシクイ 撮影:K・Y様

 

カヤクグリ 撮影:瀬尾敏明様

 

ルリビタキ 撮影:見崎智子様

関連記事

ページ上部へ戻る