【ツアー報告】インドネシア・西パプアへの初のバードウォッチングツアーから帰ってきました

写真:レックでのアカミノフウチョウの雄

2017年9月6日出発「西パプア バードウォッチング 10日間」 ツアー報告

ニューギニア島は2つの国にほぼ二等分されていて、東側のパプア・ニューギニアが独立国家なのに対し、西側はインドネシアの一地方にしかすぎません。パプア・ニューギニアへは日本から直行便1本で入れるのに、西パプアはジャカルタ、マカッサル、ソロンと、飛行機を3本も乗り継がなければならならない田舎です。最初の鳥に出会えたのは日本を出発した翌日の昼過ぎでしたが、見る鳥、見る鳥が固有種で、本当にエンデミズムの高い所だと実感しました。ワイゲオ島に高速船で渡ると、ロッジまでの道でさっそくベニフウチョウが飛び、翌日にはツアー最大の目的のアカミノフウチョウの踊り場を、さらに翌日はベニフウチョウの踊り場と、いずれも短い時間でしたが出会うことができました。4連泊したのは真っ白な砂浜に面したダイビングリゾートで、ほぼ毎晩スコールに見舞われたもののの、昼間の探鳥に大きな影響はなく、120種の鳥が観察できました。
次は6月に北海岸のマノクワリから内陸のアルファク山地も訪れる新コースが募集中です。 (日比彰)

ベニフウチョウのディスプレイ

和名のない Papuan Dwarf Kingfisher

目の覚めるような鮮烈な青をまとったアオパプアムシクイの雄

カササギビタキとしては派手な色のキイロカササギビタキの雄

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