【ツアー報告】ヤンバルクイナの森とホエールウォッチング 2020年3月15日~17日

(写真:ザトウクジラ 撮影:竹村章様)

15日、11:20 那覇空港でお客様と合流。前日から真冬のような寒さとなる。毎年、ツアーとなると気温が下がるのだ。海が荒れていて本日のホエールウォッチングが中止となったのでまずはカモ類やシギ・チドリ類などを観察、撮影する。シマアジがいるが雌なので盛り上がらない。昼食後、北上して水田でコチドリ、タカブシギ、セイタカシギなどのシギ・チドリ類やツメナガセキレイ、シロガシラ、シマキンパラなどをじっくりと観察、撮影。さらに北上してやんばるの森へ向かう。夕方にヤンバルクイナのポイントで待つが出て来ない。何ヶ所かポイントを変えるがヤンバルクイナが出て来ない。何故か気温が下がると道路に出て来ないのである。ホテルへ行こうと思ったが、もう一度だけポイントを廻ると水浴びをしているヤンバルクイナを発見。みなさんでじっくりと観察、撮影する。夜、やんばるのホテルに到着。夕食はヤンバルクイナで盛り上がったのである。

16日、早朝にやんばるの森をゆっくり走る。気温11℃ 沖縄の真冬の気温に下がったため鳥たちの囀りどころか動きがまったくない。それでも陽が昇るとヤンバルクイナがあちこちに出て来て餌を啄む。内地の亜種より色の濃いリュウキュウキジバト、リュウキュウコゲラ、リュウキュウヒヨドリ、オキナワシジュウカラなどの沖縄の亜種も次々に出現する。一旦ホテルに戻り朝食。再度出発後、奥へ行くと北へ渡るサシバがあちこちにいる。やんばるの森の中の林道をゆっくり走る。この時期、イタジイなどの照葉樹が一斉に芽吹き、森はブロッコリーの山のようなのだ。道の脇でホントウアカヒゲの雄が朗々と囀る姿をみなさんでじっくりと観察、撮影する。その後、あちこちでホントウアカヒゲの雄を観察、撮影。ホントウアカヒゲを撮影するならこの時期がお勧めなのである。午後「沖縄そば」の昼食。その後は再びやんばるの森の中の林道をゆっくり走る。ホントウアカヒゲは次々に出現するが、ノグチゲラの鳴き声やドラミングもしない。世界中でこの森にしか住んでいないヤンバルクイナ、ノグチゲラ、ホントウアカヒゲを勝手に「やんばる3点セット」と呼んでいるが、見るのが最も難しいのがノグチゲラなのである。夕方にヤンバルクイナのポイントへ行き、1個体を確認するが直ぐに藪に消えてしまう。夜、 やんばるの森の中のホテルに到着。夕食はホントウアカヒゲで盛り上がったのである。

17日、朝食後にホテルを出発。ホエールウォッチングの事務所で手続きをして出航。昨日までの大荒れがウソのような穏やかな海を船はクジラを探しながらぐいぐい進む。毎年、12月~3月頃に沖縄本島近海には200頭以上のザトウクジラがやって来て出産、子育てや求婚をするのである。09:40ブローを発見。最初にクジラを発見した船が、クジラに最接近できるので重要なのだ。ところがキャプテンに伝わらない。慌てて操舵室へ行き方向の確認をしていると再びブロー、背中から尾びれも見える。この冬に産まれた赤ちゃんクジラを連れた母クジラである。親子で浮上と潜水を繰り返していると、さらに、母クジラにちょっかいを出すエスコートと呼ばれる雄クジラがぴったりと寄り添って泳ぐ。雄クジラは雌の気を引くために尾びれで水面を叩いたり回転したりと変な泳ぎをしている。至近距離なので、みなさんの大歓声なのだ。11:15に帰港。車内でお弁当を食べながら移動し、海岸でクロサギの黒色型、白色型やカモ類、ミサゴ、ヒバリシギなどを観察、撮影して那覇空港へと向かったのである。この時期限定の、ザトウクジラとヤンバルクイナのツアーでしたが、ホントウアカヒゲ見放題撮り放題のおまけ付きでした。みなさま、お疲れ様でした。

宮島 仁

ヤンバルクイナ 撮影:こう様

 

ホントウアカヒゲ 撮影:竹村章様

 

ザトウクジラ 撮影:こう様

 

ヤンバルクイナ 撮影:竹村章様

 

ホントウアカヒゲ 撮影:こう様

 

サシバ 撮影:竹村章様

 

ザトウクジラ 撮影:竹村章様

 

ザトウクジラ 撮影:竹村章様

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