【ツアー報告】タイ北部 バードウォッチング 2024年1月14日~21日

(写真:マダラチュウヒ 撮影:S様)

以前は東南アジアの定番であったタイのツアーの再開第一弾は北部を巡るツアーでした。国土が細長いタイは北部、中部、南部で鳥相が大きく異なり。北部は渡ってくる冬鳥の面白さが際立っています。低地の農耕地などにはマダラチュウヒやキガシラセキレイなどが、山地にはヒマラヤのヒタキ類やアトリ類が渡ってきて冬を越すため、越冬期がもっとも面白く、タイ在住のバーダーにも人気の高い地域です。

今回のツアーでも、越冬中のこれらの鳥たちを中心に、多くの鳥たちを楽しむことができました。マダラチュウヒは塒が変わってしまったそうで、地上に降りている姿を観察、撮影することはできませんでしたが、現地の方にご案内いただいたポイントで観察したところ、次々に塒入りする個体が頭上を通過して、総数では60羽ほどを確認できました。20羽近いマダラチュウヒが同時に舞う姿はとても素晴らしかったです。

また小型のヒタキ類が多いのも魅力で、今回のツアーでもマユヒタキ、シロボウシカワビタキ、ノドグロヒタキなど毎日、素晴らしいヒタキの仲間が現れ、目を楽しませてくれました。他にも固有種ではないものの、タイ北部がもっとも良い観察地のひとつとして知られる大型のダルマエナガの仲間のミミグロダルマエナガや、ムナグロアカハラ、カキイロツグミ、コオオハシツグミなどのツグミの仲間、蛍光色と長い尾羽が美しいルリオタイヨウチョウやミドリオタイヨウチョウ、アカマシコやキバラクロシメといったアトリの仲間などバラエティに富んだ野鳥たちに加え、潜行性が強くしっかりと観察することが難しいクロハラコビトサザイやノドフサザイチメドリをしっかりと観察できたことも大きな収穫でした。これからは北部とは観られる鳥たちが変わる中部や南部のツアーも行う予定ですし、北部もまた企画したいと思いますので、ご期待ください。ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。

田仲謙介

クロハラコビトサザイ 撮影:TK様

 

カオグロヒタキ 撮影:TK様

 

シロズキンヒヨドリ 撮影:TK様

 

ミミグロダルマエナガ 撮影:TK様

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