【ツアー報告】コスタリカ バードウォッチング 2024年2月10日~20日

(写真:カザリキヌバネドリ)

「憧れのコスタリカ」に5年ぶりに訪れて、改めて実感しました。コスタリカはカリブ海側と太平洋側、さらに標高によって野鳥の種類が変るので、過去のツアーから実績のあった各ポイントを効率よく廻り、なおかつ、各ポイントに2連泊するのでゆっくりとしたツアーとなりました。初めに訪れたカリブ海側のレストランのフィーダーにはエダハシゴシキドリ、キバシミドリチュウハシ、ヤブフウキンチョウ、ナツフウキンチョウ、ベニエリフウキンチョウ、ソライロフウキンチョウ、ヤシフウキンチョウ、ギンノドフウキンチョウ、ムラサキケンバネハチドリ、ドウボウシハチドリ、ハイバラエメラルドハチドリなどなどが至近距離で次々にやって来るから皆さん大騒ぎでした。カリブ海側の熱帯雨林では、オオシギダチョウ、カンムリシャクケイ、キヌバネドリの仲間、オオハシの仲間、インコの仲間、フウキンチョウ類、ミツドリ類、ヒタキモドキ類、オニキバシリ類と鳥が途切れることなく出現して前に進めない状況でした。また、野鳥だけでなくマントホエザル、ハナジロハナグマ、ヤドクガエルの仲間、ツノゼミの仲間、フクロウチョウの仲間、そして、なかなか見ることが出来なない葉っぱの裏で寝ているシロヘラコウモリで盛り上がりました。次に訪れた標高2300m程のポイントでは、ケツァールに出会う機会が朝2回、夕方1回あって、みなさんで雄2羽、雌1羽をじっくりと観察、撮影できました。また、チャボウシツグミ、カトリタイランチョウ、キメジロハエトリ、クビワアメリカムシクイ、キモモシトドなどの鳥たちも確認され、アボガド畑に設置されたフィーダーにはホノウフウキンチョウ、ギンノドフウキンチョウ、ソライロフウキンチョウ、ドングリキツツキ、ミドリハチドリ、タラマンカハチドリ、ノドジロシロメジリハチドリ、バラエリフトオハチドリ、コスタリカノドジロフトオハチドリなどがずっといて夢のようでした。最後に訪れた太平洋側の熱帯乾燥林では、鮮やかなコンゴウインコが餌を食べている姿や巣穴から顔を出している姿を見ることが出来ました。また、シロクロヒナフクロウ、アカスズメフクロウ、コシラヒゲオオガシラ、アオマユハチクイモドキ、コミドリヤマセミなどなど多くの出会いがありました。さらに、ジャングルクルーズでは、ヒメウズラシギ、シロトキ、サンショクサギ、アメリカヒバリシギ、アメリカヘビウ、ベニヘラサギ、オオミドリヤマセミ、カッショクペリカン、アメリカグンカンドリ、クロハサミアジサシ、アメリカオオアジサシ、ワライカモメ、サンドイッチアジサシなどなど水鳥ファンには夢のような光景が広がってました。コスタリカという国は、ガイドさんはもちろん、ホテルやレストランのスタッフや近所の方々みんなが我々に鳥を見せやあげたいという気持ちが伝わって来る、そんな素晴らしい国でした。ご参加のみなさま、ありがとうございました。

宮島仁

ドングリキツツキ

 

ヒロハシハチクイモドキ

 

ベニヘラサギ

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