【ツアー報告】フィンランド バードウォッチングツアー 2025年5月11日~18日

(写真:エリマキシギ 撮影:A.T様)

春の恒例のツアーとなっているフィンランドのツアーから帰国しました。今回もヘルシンキから国内線で先ずはオウルに向かい、そこでカラフトフクロウやキンメフクロウといったフクロウ類や、このツアーで人気の高い繁殖羽のエリマキシギを観察、撮影することが出来ました。特にエリマキシギの繁殖羽は豪華で見応えがあるだけで無く、その多様なバリエーションを見比べられるのは繁殖地のレックだからこそ出来る経験で、様々な色、模様の雄を見比べていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。さらに今年は小鳥の撮影用ハイドを訪れての撮影を楽しめたので、腹が真っ赤で美しいウソなどの撮影も楽しむことが出来ました。

ツアーの後半に訪れた北方のクーサモでは毎回、ヨーロッパオオライチョウの観察を行なっているのですが、今回は驚くことに僅か数時間で17回も現れ、その姿を存分に楽しむことが出来たほか、エゾライチョウやミユビゲラといった観察することが容易で無い鳥たちの姿も楽しむことが出来て、充実した旅となりました。

森と湖の国と称されるフィンランドはその景色が美しいだけで無く、見られる野鳥も素晴らしく、食事も野菜が多く、日本人にも食べやすい味付けです。来春も企画予定ですので、ぜひご期待ください。

田仲謙介

ヨーロッパオオライチョウ 撮影:A.T様

 

ミミカイツブリ 撮影:A.T様

 

ミユビゲラ 撮影:A.T様

 

ヒメカモメ 撮影:A.T様

 

ヨーロッパコマドリ 撮影:A.T様

 

キンメフクロウ 撮影:A.T様

 

エリマキシギ 撮影:A.T様

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